『ダウト -15年目の復讐-』で楓はなぜ生かされた?半年間の監禁・解放理由を人質説、薬・実験説から考察

当ページのリンクには広告が含まれています。

※この記事には『ダウト -15年目の復讐-』第1話、TVerオリジナルストーリー第1.5話の内容に触れる部分があります。

『ダウト -15年目の復讐-』を見ていて、コウモリの正体と同じくらい気になるのが、安堂楓の過去ですよね。

15年前、楓の両親はコウモリ事件によって命を奪われました。

ところが楓自身は殺されず、暗闇の中で半年間も監禁されたあと、解放されています。

普通に考えると、ここにはかなり不思議な点があります。

なぜ両親は殺したのに、楓だけは殺さなかったのでしょうか。

しかも、ただ閉じ込めていたわけではありません。半年間生きられるように食事まで与えられていたと考えると、犯人には楓を「生かしておく理由」があったように見えます。

さらに気になるのが、半年後には殺さずに解放していることです。

「なぜ生かしたのか」だけではなく、「なぜ半年だったのか」「なぜ最後は外へ出したのか」まで考えていくと、15年前の事件がかなり違って見えてきます。

第1話と1.5話までの段階では、公式から答えはまだ出ていません。

ただ、これまでに出ている情報や視聴者の考察をつなげてみると、楓は最初、両親を動かすための人質として生かされ、その後は何らかの実験や観察の対象になっていたのではないかという見方がかなり気になります。

ここからは、半年間の監禁に隠されていそうな理由を一つずつ考えていきます。

目次

楓が半年間生かされたこと自体がかなり不自然

まず気になるのは、「楓だけ殺されなかった」という事実です。

ただ、もう少し細かく見てみると、本当に不思議なのはそこだけではありません。

楓は半年間も監禁されています。

数日なら勢いで閉じ込めた可能性も考えられますが、半年となると話は変わってきます。

水や食事を用意し、生存できる状態を保つ必要があるからです。

つまり犯人は、楓を殺し損ねたわけではなく、少なくとも一定期間は意識的に生かしていたと考えたほうが自然なんですよね。

食事を与えていたなら楓には「利用価値」があった?

視聴者の間でもよく出ているのが、「なぜ食事まで与えたの?」という疑問です。

半年間生存していた以上、犯人側は何らかの形で楓の生活を維持していたはずです。

そのため、単純な殺人事件として見ると行動にかなり違和感があります。

犯人から見て、楓には殺してはいけない事情があった。

あるいは、生きていること自体に意味があった。

そんなふうに考えてみると、いくつかの説がつながってきます。

  • 両親を動かすための人質だった
  • 薬や研究に関わる実験対象だった
  • 暗闇での心理や感覚の変化を観察されていた
  • コウモリには人質を殺さない独自のルールがあった

この中でも、最初に考えやすいのが「人質説」です。

楓は両親を従わせるための人質だった?

楓がなぜ生かされたのかを考えるとき、今のところ特にしっくりくるのが「両親への人質だった」という説です。

Xなどでもよく見かける考察で、考察系YouTubeやnoteから広がった説として注目されています。

人質だったと考えると、半年間食事を与えていた理由もある程度説明できます。

人質なら殺さず生かしておく必要がある

人質は、生きているからこそ相手を動かすことができます。

もし犯人が楓の両親に何かをさせたかったのなら、楓を殺すわけにはいきません。

「娘を助けたければ言うことを聞け」と脅していたなら、食事を与えて生存させる理由も出てきます。

ここで気になるのが、楓の両親と製薬研究の関係です。

視聴者の間では、両親に薬や研究に関する何かをさせるため、楓が人質にされたのではないかという見方があります。

たとえば犯人が特殊な薬や研究成果を欲しがっていたとすると、

楓を誘拐する。

両親へ要求を出す。

要求に従っている間は楓を生かしておく。

必要なものを手に入れたあと、両親を殺害する。

こう考えると、事件の流れはかなり分かりやすくなります。

もちろん、「コウモリが両親へ薬を作らせていた」と公式に明らかになったわけではありません。

ただ、両親が製薬研究に関わっていたという設定がある以上、まったく無関係とも思いにくいところです。

両親はなぜ山荘へ行ったのか

人質説と一緒に考えたいのが、楓の両親がなぜ殺害現場へ向かったのかという点です。

共有されている考察でも、「娘を探していたはずなのに、なぜ二人そろって山荘へ行ったの?」という疑問が出ています。

ここは意外と大きなポイントかもしれません。

犯人に呼び出された可能性はある?

もし楓がすでに誘拐されていたのであれば、両親が山荘へ行った理由として一番分かりやすいのは、犯人から呼び出されたケースです。

「娘を返してほしければ来い」

「研究成果を持ってこい」

「指定したものを渡せ」

そんな要求があったのなら、両親が危険を承知で山荘へ向かったことにも説明がつきます。

逆に、両親が自分たちでコウモリの居場所を突き止めて山荘へ行ったのなら、話はかなり変わります。

今後、両親が山荘へ向かう直前の電話やメール、研究資料などが出てきたら、かなり注目しておきたいところですね。

人質説だけでは「半年間」を説明しきれない

ここまで見ると人質説はかなり自然に感じます。

ただ、ひとつ大きな問題があります。

両親が殺されたあとも楓の監禁が続いていたのなら、誰に対する人質だったのか?

という点です。

両親が亡くなった時点で、人質としての役割は基本的には終わります。

それでも楓が監禁され続けたのであれば、途中から目的が変わった可能性が出てきます。

両親の死亡時期と楓の解放時期が分かればかなり絞れそう

15年前の事件で、今後ぜひ知りたいのが正確な時系列です。

特に、

  • 楓が誘拐された時期
  • 両親が殺された時期
  • 楓が監禁から解放された時期
  • 楓が両親を発見した時期

この4つの順番が分かると、人質説の見え方が大きく変わります。

たとえば、両親が監禁期間の最後まで生きていたのであれば、楓をずっと人質として使っていた可能性があります。

一方、両親が早い段階で亡くなっていたなら、残りの期間は人質とは別の目的で楓を生かしていたことになります。

「半年監禁」という設定の意味を考えるうえで、ここはかなり大きな分かれ目になりそうです。

第1話の小泉親子は15年前の事件をなぞっている?

人質説を考えていると、第1話の事件との共通点も気になってきます。

第1話では、爆弾を身につけた小泉が警察へ出頭しました。

ただし、小泉は好きで事件を起こしているわけではありません。

息子の命を利用され、犯人の指示に従わされているような状況でした。

この構図、15年前の楓と両親にもかなり似ていませんか。

「子どもを人質にして親を動かす」がコウモリの手口?

もし15年前も同じなら、

楓を人質にする。

その命を使って両親へ何らかの行動を要求する。

両親がどうするのかを見る。

という構図になります。

第1話の事件が単なる新しい事件ではなく、15年前に使われた手法をもう一度見せているのだとしたら、人質説はかなり面白くなってきます。

コウモリはただ人を殺したいのではなく、追い込まれた人がどんな選択をするのかを見ている。

そんな人物なのかもしれません。

コウモリには「人質を殺さないルール」がある?

ここから出てくるのが、視聴者の間でも話題になっている「コウモリは人質を殺さないのでは」という説です。

第1話でも、人質として利用された側は最終的な殺害対象とは違うように見えます。

15年前の楓も同じだったのだとすれば、両親が殺された一方で楓が生存した理由を説明できます。

ただ、まだ第1話の段階です。

本当に「人質は殺さない」という明確なルールがあるのか、それとも今回だけなのかは分かりません。

今後の事件でも、人質だけが生き残るパターンが続けばかなり気になってきそうですね。

楓は途中から「実験・観察対象」になった?

人質説だけで半年間すべてを説明できないとなると、次に考えたくなるのが実験・観察説です。

Xでは、「楓を暗闇へ閉じ込めて精神状態の変化を見ていたのでは」「監禁中の様子を録画していたのでは」という考察も見られます。

特に気になるのは、楓が閉じ込められていた場所が暗闇だったことです。

なぜ普通の部屋ではなく暗闇だったのか

人質として逃げられないようにするだけなら、鍵のかかった部屋でも十分です。

それなのに楓は、視覚をほとんど使えない状態で半年を過ごしました。

そして、その結果として聴覚が研ぎ澄まされています。

現在の楓は、呼吸や鼓動の変化まで聞き分け、相手の嘘を読むことができます。

もし犯人が「視覚を奪われた人間がどう変化するか」を見たかったのなら、暗闇であることにも意味が出てきます。

もちろん、コウモリが最初から楓の能力を作ろうとしていたとはまだ言えません。

たまたま監禁生活によって聴覚が発達した可能性もあります。

ただ、半年という長さまで考えると、「何かの変化を待っていたのでは?」と思いたくなるところです。

半年間は何かを観察するための期間だった?

「半年」という期間も、かなり引っかかります。

なぜ3か月でも1年でもなく、半年だったのでしょうか。

物語としてわざわざ期間が明示されている以上、何か意味がある可能性があります。

たとえば、暗闇による感覚の変化を見るため。

精神状態がどこまで変わるかを観察するため。

特定の薬を使っていたなら、その経過を見るため。

あるいは、両親に要求していた研究が終わるまで待っていたのかもしれません。

ここで気になるのが、「半年間監禁した理由」と「半年後に解放した理由」は同じとは限らないことです。

前半は人質。

後半は実験。

そんなふうに、途中で楓の役割が変わっていた可能性もありそうです。

両親の薬研究と楓の監禁はつながっている?

第1.5話までの情報を受けて、薬に注目する考察も増えています。

楓の両親が製薬研究に関係しているなら、「なぜわざわざこの職業設定なのか」は考えたくなりますよね。

人質説と薬説は、どちらか一方ではなく、むしろ組み合わせると分かりやすくなります。

楓を人質にして薬を作らせていた?

ひとつ考えられるのは、犯人が両親の研究を利用しようとしていたケースです。

楓を人質にする。

両親に薬や研究成果を要求する。

その間は楓を生かす。

目的を達成したあとに両親を殺害する。

こう考えると、「なぜ娘を先に誘拐したのか」という疑問にも答えやすくなります。

ただし、現時点では犯人が具体的にどんな薬を必要としていたのかまでは分かっていません。

薬がコウモリ事件の中心なのか、別の伏線なのかもこれからですね。

食事に薬を混ぜていたという考察も

さらに踏み込んだ説として、監禁中の楓に与えられた食事へ薬が入っていたのではないか、という考察もあります。

半年間という長い期間なら、薬の影響を観察する時間としても考えられます。

もし両親が作った薬を、今度は娘である楓に使っていたのだとしたら、かなり残酷な構図です。

ただ、この説はまだかなり推測寄りです。

今のところ、楓の特殊な聴力については暗闇で音を頼りに生活した結果として説明されています。

薬物投与があったと考えるなら、カルテや研究データ、監禁中の記憶など、もう一段材料が欲しいですね。

楓のHAUNTは偶然生まれた能力なのか

楓の特殊な聴力には、「HAUNT(ハント)」という名前が付けられています。

名付けたのは、事件後の楓を長く診てきた室田陽平です。

室田は楓の心のケアを続け、臨床心理士への道を示した人物でもあります。

楓にとっては恩師であり、かなり信頼している相手です。

ただ、この室田が楓の能力を詳しく分析していることから、視聴者の間では「本当にただの主治医なの?」という声も出ています。

犯人がHAUNTの誕生を狙っていた可能性

楓は暗闇に置かれたことで音に頼るようになり、現在の能力を身につけました。

これがたまたまだったのか。

それとも、コウモリが最初から人間の感覚を変化させることを狙っていたのか。

ここで事件の意味はかなり変わります。

もし偶然なら、犯人は結果的に自分を追う力を楓へ与えてしまったことになります。

一方、狙っていたなら、15年前の監禁自体がHAUNTを生み出す実験だった可能性も出てきます。

15年前の「音の記憶」が犯人特定につながる?

楓の能力を考えていると、もうひとつ気になることがあります。

半年間の監禁中、楓はどんな音を聞いていたのでしょうか。

現在の楓は、かなり細かな音の違いを聞き分けられます。

ならば15年前に聞いたものが、今の事件につながる可能性もあります。

たとえば、

  • 食事を運んでいた人物の足音
  • 犯人の呼吸や声の癖
  • 鍵や扉を開ける音
  • 監禁場所の近くを走っていた車や電車の音
  • 医療機器や機械のような特殊な音

当時の楓には意味が分からなくても、今になって同じ音を聞けば記憶がよみがえるかもしれません。

もしそうなれば、犯人は自分が作った楓の聴力によって、15年後に正体を暴かれることになります。

物語としてもかなりきれいなつながり方ですよね。

室田は楓を「観察していた側」なのか

実験・観察説で名前が出やすいのが室田です。

理由はシンプルで、楓の事件後の変化をかなり近くで見続けられる立場だったからです。

もし犯人の目的が「監禁中の楓」だけではなく、「社会へ戻ったあとどう変わるか」まで見ることだったとしたら、主治医という立場はとても都合がいいんですよね。

15年間の変化を知っている人物

室田は事件後の楓について、

不眠。

フラッシュバック。

精神状態。

聴覚能力。

進路。

現在の仕事。

といった変化を長く見てきた人物です。

そして特殊な能力にHAUNTという名前まで付けました。

そのため、「もしかして楓は室田にずっと観察されていたのでは」と考えたくなるのも分かります。

ただ、ここは少し冷静に見たほうがよさそうです。

室田が怪しく見えることと、室田がコウモリであることは別です。

本作は容疑者が多く、視聴者を疑わせる人物もたくさん出てきます。

室田については今のところ、「犯人」と決めるより、事件後の楓を誰より長く観察できた人物として見ておくくらいがちょうどよさそうです。

室田と楓の両親に接点があったら話が変わる

室田について今後かなり気になるのが、楓の両親と事件前から知り合いだったのかという点です。

室田は医療分野の人物。

楓の両親には製薬研究との関わりがあります。

もし同じ研究や医療機関などで接点があったと判明すれば、薬や実験の説は一気に現実味を増します。

逆に、事件後に初めて楓と出会っただけなら、今ある疑いはかなり薄くなります。

今後は、室田がいつ楓の主治医になったのかにも注目したいところですね。

叔母・麻沙子も15年前に何か知っていた?

楓の周辺でもう一人気になるのが、叔母の安堂麻沙子です。

麻沙子は脳神経外科医で、両親を失った雪路を引き取り、育ててきた人物です。

視聴者の間では、麻沙子も薬や人体実験に関わっていたのではないかというかなり大胆な考察があります。

医師だから怪しい、だけでは少し弱い

たしかに、周囲に医療や研究関係者が集まっているのは気になります。

楓の両親。

室田。

麻沙子。

そして楓の特殊な感覚能力。

全部が無関係なのか、それとも15年前の研究を通してつながっているのか。

ただ、麻沙子が医師だからという理由だけで犯人側だと考えるのは早いと思います。

むしろ見たいのは、15年前に麻沙子がどこまで事情を知っていたのかです。

両親の研究を知っていたのか。

楓が誘拐されたことをいつ知ったのか。

犯人からの要求について何か聞かされていたのか。

そのあたりが分かってくると、麻沙子の立ち位置も見えやすくなりそうです。

雪路は15年前に何をしていた?

SNSでは、「楓が半年も監禁されていた間、雪路は何をしていたの?」という疑問も出ています。

これも意外と気になるところです。

楓と雪路は血のつながらない姉弟で、雪路もコウモリ事件によって父親を失っています。

現在は刑事となり、コウモリを捕まえて法の下で裁こうとしています。

なぜ楓だけが連れ去られたのか

もし犯人が親を動かすために子どもを人質にしたのなら、なぜ楓だったのでしょうか。

楓の年齢が関係していたのか。

両親との血縁が関係していたのか。

実験対象として楓を選ぶ理由があったのか。

それとも単純に、連れ去れる状況にいたのが楓だったのか。

ここもまだ分かりません。

一部では雪路を怪しむ声もありますが、今の段階では直接的な根拠はかなり弱いです。

それよりも、雪路自身が15年前に何を見て、何を知らされていたのかを見たほうがよさそうです。

楓を監禁した人物と解放した人物は同じ?

ここはかなり見落としやすいポイントです。

楓を監禁した人物と、半年後に解放した人物は本当に同じなのでしょうか。

「コウモリに監禁された」という大きなくくりでは同じ事件でも、複数人が関わっていた可能性は残っています。

共犯者がいたら事件の見え方が変わる

たとえば、

誘拐した人。

両親と交渉した人。

両親を殺した人。

楓へ食事を運んだ人。

監禁中の楓を観察した人。

最後に楓を外へ出した人。

これらが全部同じとは限りません。

もし組織的な事件だったなら、「コウモリ」という名前自体が特定の一人ではなく、複数人をまとめた呼び名だった可能性も考えられます。

また、犯人側の誰かが途中で心変わりして楓を逃がした、という展開もあり得ます。

そうなると、「コウモリはなぜ楓を解放したの?」という問いそのものが変わってきますね。

楓を監禁したのは本当にコウモリなのか

さらに大胆な考察として、「楓を監禁していた人物は実は別人だったのでは」という声もあります。

中には、父親が関わっていたのではないかという推測まであります。

現時点ではかなり材料が少ない説です。

今の公式設定では、楓はコウモリ事件の中で監禁された被害者として描かれています。

そのため、この説が当たるなら、15年間信じられてきた事件像そのものがひっくり返ることになります。

ただ、『ダウト』はタイトル通り「疑うこと」や「嘘」が大きなテーマになっています。

今まで楓や警察が信じていた15年前の出来事に、何か大きな思い込みが混ざっている可能性までは残しておきたいですね。

「なぜ生かした?」より「なぜ半年後に解放した?」が気になる

楓について考えていると、最終的にはここへ戻ってきます。

犯人が楓を必要としていたなら、なぜ半年後には必要なくなったのでしょうか。

さらに、用済みになったなら、なぜ口封じで殺さなかったのでしょうか。

半年後に何かが変わった。

そう考えるのが自然です。

半年後に犯人の目的が達成された?

考えられるのは、何かの条件がそろったケースです。

人質説なら、両親から必要なものを受け取った。

薬説なら、薬の効果を確認し終えた。

感覚実験なら、楓に一定の変化が出た。

心理実験なら、観察したい状態まで達した。

あるいは、犯人側の別の事情によって監禁を続けられなくなった可能性もあります。

「半年間生かされた理由」と「半年後に解放された理由」は、別々に考えたほうがよさそうです。

解放したあとまで観察する計画だった?

もう少し踏み込むと、楓を解放すること自体が計画の一部だった可能性もあります。

半年間の極限状態で人がどう変わるか。

そして、その人を社会へ戻したとき、その後の人生がどう変わっていくか。

もしそこまで観察したかったなら、楓を殺してしまっては意味がありません。

楓は事件後、精神的な苦しみを抱えながら成長し、臨床心理士になりました。

そして15年後には、監禁によって得た特殊な聴力を使ってコウモリを追う側になっています。

これを犯人がずっと見ていたのだとしたら、解放は事件の終わりではなく、むしろ次の段階だったことになります。

コウモリが15年ぶりに動き出した理由ともつながる?

楓の監禁理由を考えていくと、もう一つの大きな謎ともつながります。

なぜコウモリは15年間も姿を消していたのでしょうか。

そして、なぜ今になって戻ってきたのでしょうか。

もし楓を長期的に観察していたのなら、15年間は「成長を待っていた時間」と考えることもできます。

17歳だった楓は32歳になりました。

心理学を学び、HAUNTを使って人の嘘を読む人物になっています。

そして、そのタイミングでコウモリが再び動き始めた。

偶然なのか。

それとも「成長した楓」をもう一度事件の中へ呼び戻したかったのか。

ここはこれからかなり気になるところですね。

コウモリは殺人より「追い込まれた人間」を見たい?

第1話を見ると、コウモリはただ人を殺すだけの犯人ではないようにも感じます。

人質を取り、誰かに選択を迫る。

嘘をつかせる。

恐怖の中でどう動くかを見る。

こうした行動がかなり目立ちます。

もしコウモリが興味を持っているのが「人が極限状態でどう変わるのか」だとしたら、15年前の楓にも当てはまります。

両親を失う恐怖。

暗闇。

孤独。

半年間の監禁。

いつ終わるか分からない生活。

その中で楓がどう変化するのかを観察していた。

そう考えると、「なぜ殺さなかったのか」という疑問にもひとつの答えが出ます。

楓は殺害対象ではなく、見るための対象だったのかもしれません。

楓が生かされた理由を各説で比べてみる

ここまで出てきた説を並べてみると、それぞれ説明できる部分とできない部分があります。

考察なぜ生かした?なぜ半年間?なぜ解放した?気になる点
人質説両親を従わせるため要求が終わるまで人質としての役割が終わった両親死亡後まで監禁していた場合は弱い
薬開発説両親に研究させるため薬や研究が完成するまで目的を達成したコウモリが薬を求めた事実はまだ不明
人体実験説楓自身を試すため薬の経過を見るため観察終了薬物投与の証拠はまだない
心理・感覚実験説楓の変化を見るため暗闇で感覚や精神を変化させる欲しい変化が出た犯人の目的がまだ見えない
長期観察説楓自身に興味がある監禁を第一段階とする社会復帰後も観察するため15年間監視した証拠はまだない
人質を殺さない説犯人独自のルール利用価値がある間用済みになった今後も同じ手口が出るか確認が必要

こうして見ると、人質説は「なぜ食事を与えて生かしたのか」にはかなり強いです。

ただ、暗闇、半年、解放まで全部説明するには少し足りません。

そこで一番気になるのが、複数の理由が重なっていた可能性です。

今のところ気になるのは「人質+実験・観察」の複合説

第1話と1.5話までの情報だけで考えるなら、個人的には「人質だった」という一つの理由だけより、途中で楓の役割が変わったと考えるほうが流れは自然に見えます。

最初は両親を動かすために必要だった。

その後、楓自身にも利用価値が生まれた。

という形ですね。

仮説として並べるなら、こんな流れです。

  • コウモリ側が楓を連れ去る
  • 両親へ何らかの要求を出し、楓を人質として利用する
  • 楓は殺せないため、食事を与えながら監禁する
  • 両親から研究成果や必要なものを手に入れる
  • 両親を殺害する
  • 楓については感覚や精神、あるいは薬の影響を観察するため監禁を続ける
  • 半年後、観察や計画が終わったため解放する
  • 15年後、成長した楓の前にコウモリが再び現れる

もちろん、これは公式に判明したストーリーではありません。

ただ、「人質」「半年間」「暗闇」「食事」「解放」というバラバラに見える要素を一緒に考えると、今のところ比較的まとまりやすい説ではあります。

今後チェックしたい7つのポイント

これからの放送で楓の監禁理由を考えるなら、犯人候補の表情だけではなく、15年前の細かい情報を見ておくとよさそうです。

特に気になるのは、両親が亡くなった正確な時期です。

ここが分かれば、人質説がかなり絞れます。

そして、両親がなぜ山荘へ行ったのか。

犯人から呼び出されたのか、何かを渡しに行ったのかも気になります。

監禁中に誰が食事を運んでいたのかも重要です。

同じ人物だったのか、複数人だったのか。

そこに薬が混ざっていたのか。

さらに、部屋にカメラや録音機器があったのかも見ておきたいですね。

もし本当に実験なら、何らかの記録を取っていた可能性があります。

あとは、両親が研究していた薬の中身。

室田と両親が事件前から知り合いだったか。

そして最後に、楓を実際に解放したのは誰なのか。

このあたりが分かってくると、「なぜ生かされたのか」の答えもかなり見えてきそうです。

『ダウト -15年目の復讐-』で楓はなぜ生かされたのか

2026年10月3日の第1話・1.5話時点では、楓が半年間生かされ、最後に解放された本当の理由はまだ明らかになっていません。

ただ、半年間も食事を与えながら暗闇へ監禁したことを考えると、偶然生き残ったとは考えにくいです。

犯人側には、楓を生かしておきたい理由があったのでしょう。

視聴者の考察で特に納得しやすいのは、楓を両親への人質として利用していた説です。

両親に薬や研究に関する何かをさせるために娘を人質にしていたのなら、殺さず食事を与えていた理由も分かります。

ただ、それだけでは「なぜ半年だったのか」「なぜ暗闇だったのか」「なぜ最後に解放したのか」までは説明できません。

そこで出てくるのが、最初は人質として利用し、その後は楓自身を実験・観察対象として生かしていたのではないかという考え方です。

暗闇で身についたHAUNT。

両親の製薬研究。

楓を長年診てきた室田。

医師である叔母の麻沙子。

15年という長い空白。

そして、再び動き始めたコウモリ。

今はまだ別々に見えるものの、どこかでつながっていてもおかしくありません。

そして個人的に一番気になるのは、「なぜ生かしたのか」よりも**「なぜ半年後なら解放してよかったのか」**という部分です。

半年間で、犯人は何を手に入れたのでしょうか。

両親から必要な研究成果を得たのか。

楓の感覚や精神に何らかの変化が起きたのか。

実験や観察が終わったのか。

それとも、犯人とは別の誰かが楓を逃がしたのか。

ここが明らかになったとき、楓の半年監禁だけでなく、両親が殺された理由やコウモリが15年ぶりに戻ってきた理由まで、一気につながってきそうですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次