この記事では、ドラマ『クレッシェンドで進め』を視聴した感想と考察をまとめています。
ドラマ『クレッシェンドで進め』の原作コミックを読んだことはなく、出演してる俳優さんたちを全く知らない。あたし自身はいい年齢になり、高校が舞台のドラマを見て楽しめるのか多少の不安を持った中でドラマを視聴。
個性的でどこか可愛げのある生徒たち。時代が違うけど共感もあるドラマ作品です。
以下からは、エピソードごとの感想を紹介します。一部ネタバレになる部分も含まれますので注意してください。
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第1エピソード(1〜5話)
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視聴後に更新します。
第2エピソード(6〜10話)
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自分の”個性”とは何か?リーダーとして悩む樫浩太(細田佳央太)。思春期に多くの人が通る道だと思いますが、とても懐かしく感じました。
声の音域でパートに悩んでいる鈴竹(飯塚純音)と伊調(山下真人)に気づいてあげられることや、パート変更に不安を持っていることに気づき配慮できる樫浩太。
他人の個性には気付けるけど、自分の個性には気付けないことはとても多いなって思いました。
また、好きな子に褒められると10年は頑張れる。わかる。
第3エピソード(11〜15話)
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第11話〜第15話のストーリーはちょっと切なさを感じる内容でした。
栗田(萩原護)のハギノ(水沢林太郎)への好きな気持ちと友情との葛藤や、どうしようもないモヤモヤした感情。
合唱を通して、今エピソードでは坂本九『心の瞳』の歌詞の意味を考えながら、一歩進む栗田の姿に心打たれました。
第4エピソード(16〜20話)
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第16話〜第20話は、錦木(濱尾ノリタカ)がこれまで合唱の練習に参加しなかったのか、その理由が明かされた。
その理由というのは音痴なんだけど、高校生の頃のこういう悩みというのは、大人以上に深い悩みだと思います。その理由を明かす姿や、苦手なことに一生懸命に取り組む姿に感動してしまいました。
まさか、音痴という題材に感動しまったエピソード。
第5エピソード(21〜25話)
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第5エピソード(21〜25話)は柳田(桑山隆太)の恋模様が描かれてる回。
3年C組の担任・黒島先生(藤井隆)の言葉を借りると”高校3年生は恋する生き物”。音楽の才能を持った柳田も恋でピアノも引けなくなるポンコツになってしまうのはかわいい。
桜間さん(川井望鈴)に元気になってもらうためにOfficial髭男dism『Pretender』を弾きクラス生徒みんなで合唱することを提案する柳田。自由曲を選ぶ際に桜間さんが提案した曲を覚えてる柳田がまたかわいくて、共感もしていますシーンでした。
その他で印象的だった第22話、樫浩太(細田佳央太)が藤田さん(出口夏希)に柳田の好きな人を明かすシーン。樫浩太が柳田の気持ちを明かす理由と、その理由を知った時の藤田さんの表情。
また、第24話の藤田さんが「幼馴染だから応援したい。」とセリフを言う時の表情に複雑な想いを感じてちょっと切なくなりました。
第6エピソード(26〜30話)
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受験への不安や将来について考える生徒たち。合唱コンクール本番が近づき練習にも力を入れたいが勉強も大事。
それぞれの事情を理解しながらも協力しあって合唱の練習をする姿。個人的にはこんな一体感のあるクラスを経験したことがないため、ちょっとリアリティに欠けると感じつつ、こんな学校生活なら楽しかっただろうなと妄想も膨らんだ回。
ちなみに、オギノさんの彼氏を演じた空気階段の水川かたまりさん。ヤバい彼氏感が出てて笑ってしまった。
第7エピソード(31〜34話)
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第7エピソード(31〜34話)は、藤田さん(出口夏希)とその母親(遊井亮子)と向き合う過程が描かれてる回。
母のために東京で進学をすることを考えていた藤田。娘の将来を想う母親。どちらが悪いというわけではないけど、気持ちのすれ違で関係に歪みが生じてしまっているもどかしさ。
藤田が正直な気持ちを母親に打ち明ける姿、打ち明けられた母親の姿はどちらも心にくるものがありました。
高校生くらいの子にとって親の言葉は押し付けで窮屈に感じてしまうかもしれません。でも私くらいの年齢になると母親の気持ちがわからなくもないので、余計心にくるものがあったように感じます。
藤田のための合唱で歌うMONGOL800『あなたに』。これを選曲した樫浩太(細田佳央太)がかわいかった。
第8エピソード(35〜39話)
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合唱を通して人と向き合い、人と出会い、悩み学び、前へ進む。『クレッシェンドで進め』はそんな物語だと思っています。第8エピソード(35話〜38話)は特にその内容が色濃く感じました。
3年C組の弱点を克服するために人前で歌うことに挑むこと、観光協会にお願いに行くこと、樫浩太(細田佳央太)が藤田さん(出口夏希)を時計博物館に誘うこと、樫浩太が酒屋を継ぐことを決め両親に伝えること。
それぞれの決心があり、そこには成長と強さを感じた印象的なエピソードでした。
第39話は自由曲で歌うヤバイTシャツ屋さん『hurray』を1話まるまる合唱しています。はじめて歌詞を見ながら聴きましたが、ドラマのストーリーと重なる部分も多く感動的。ドラマを知らなくても学生時代に聴きたかった曲と感じました。
第9エピソード(40〜44話)
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合唱コンクール本番とその翌日が描かれた第9エピソード(40〜44話)。
課題曲の坂本九『心の扉』、自由曲のヤバイTシャツ屋さん『hurray』。それぞれの楽曲が素敵なことはもちろんだけど、これまでのストーリーを見て聴くと、音楽にも詞にも感動してしてしまいました。
また、黒島先生(藤井隆)、樫浩太の母(野波麻帆)、父(野間口徹)、藤田の母(遊井亮子)の合唱を聴く様子もいろいろ想像して感動的でした。
感謝のセリフ、励ましの歌など、とにかくポジティブになる物語でした。でもこれでドラマは最終回というのは寂しいですね。
ネタバレになってしまいますが、合唱コンクール翌日の教室でシーン。何人かの生徒は涙ぐんでいましたが、どのような演出で撮影されたのでしょうか?気になります。
45話(TVerオリジナル)
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視聴後に更新します。