ドラマ『OTHELLO(オセロ)』あらすじ・感想ネタバレあり 生駒里奈・鈴木光司のホラーはおもしろい?つまらない?

2022年7月24日深夜(テレビ神奈川は7月26日)から放送開始のドラマ『OTHELLO(オセロ)』。連ドラ初主演の生駒里奈さんと『リング』『らせん』など貞子シリーズでも有名なホラーの巨匠・鈴木光司さんの原作・脚本を手掛ける作品です。

この記事では、ドラマ『OTHELLO(オセロ)』のキャスト・登場人物やドラマの感想を紹介します。

目次

キャスト・登場人物

キャスト登場人物
生駒里奈山口麻依(24歳)
[劇団の看板女優]
生駒里奈山口真理子
[麻依の姉]
須賀健太遠山雄一(22歳)
[演出家希望の研究生]
橋本じゅん重森孝久(52歳)
[劇団ENGINEの主宰者・演出家]
西村優北島
[劇団ENGINEの演出助手]
村瀬紗英竹村ひとみ(24歳)
[劇団の若手女優、山口麻依の親友]
窪塚愛流有坂徹(21歳)
[役者希望の研究生]
小曽根叶乃羽鳥妙子(45歳)
[劇団ENGINEの幹部女優・衣装担当]
織田梨沙浅田エリカ(22歳)
[新規加入の新人女優]
伊藤かずえ山口恵子
[山口麻依の母親]
<第4・7話>
松原タニシ松原タニシ
[インフルエンサー]
<第4・5話>
市川九團次鐘尾磨久須
<第5・6話>
鈴木光司太田無軌道
[霊能者]
<第4話>
キャスト
木内舞留柳沼沙紀
加瀬ゆりーーー
樋口 勇作ーーー
山本叶多ーーー
緒方あみーーー
大塚悠斗ーーー
米倉愛結ーーー
丹羽洸大ーーー
<第1・3・4・7・8話>
馬場真佑ーーー
<第1・3・4・7・8話>
山下香織ーーー
<第1・3・4・7・8話>
藤井智資ーーー
<第1・3・4・7・8話>
高崎実海ーーー
<第1・3・4・7・8話>
川上海人ーーー
<第1・3・4・7・8話>
浅水果穂ーーー
<第2話>
けーすけーーー
<第2話>
森脇健児斉藤
[テレビ局プロデューサー]
<第3話>
浅水香穂<第3話>
熊野仁神主
<第3・4話>
宮永薫巫女
<第3話>
太田凛音山口麻依の幼少時代
<第4・5話>
芦川誠山口麻依の父
<第4・7話>
松原怜香看護師
<第5・6話>
お宮の松医者
<第5話>
伊藤祐輝真田
[柳沼沙紀の元婚約者]
<第6・7・8話>
齋藤英文ーーー
<第6話>
森田亘ーーー
<第6話>
宮永梓生ーーー
<第7話>
Taki
(from FAKY)
劇団員
<第7・8話>
Hina
(from FAKY)
劇団員
<第7・8話>

スタッフ

原作鈴木光司
脚本鈴木光司
久保幸湖
谷井美佳
中村真夕
音楽中西ゆういちろう
監督井口昇(第1・2・4・5・6・7話)
山内大輔(第3話)
岡元太(第8話)
企画・プロデュース清水一幸
プロデューサー山崎宏太(ABCテレビ)
南雄大(ABCテレビ)
齋藤浩司(ヒューマックスシネマ)
若山佑介(ヒューマックスシネマ)
山口誠(47style)
制作協力ヒューマックスシネマ
47style

主題歌 Hina & Taki(from FAKY)『Black Ghost』

主題歌はHina & Taki(from FAKY)『Black Ghost』です。

【MV】Hina & Taki (from FAKY) / Black Ghost

▶You Tubeチャンネル

あらすじ

第1話「謎のVHSテープ」2022年7月24日(テレビ神奈川 7月26日)

大阪の小さな劇団『ENGINE』(エンジン)。山口麻依(生駒里奈)ら劇団員たちは初の東京公演のために向けて稽古をしていた。

今回の公演作品は、劇団の代表作であり10年前に初演を行った『DICE(ダイス)』。

ある時、劇団事務所から10年前の初演時の稽古の様子が録画されたVHSビデオテープが見つかる。その映像を見た日から不可解な出来事が起こり始めた・・・。

第1話『謎のVHSテープ』予告動画

第2話 「悲鳴がこだまする稽古場」2022年7月31日(テレビ神奈川 8月2日)

10年前の稽古の様子が録画されたVHSビデオテープを見た矢先、稽古場の不可解な停電、トイレから吹き出す大量の真っ黒な水。そしてドアのガラス越しに見える女性らしき顔と黒い手。その場から逃げ出す山口麻依(生駒里奈)たち。

その翌日も不思議な出来事は続く。

汚れたトイレや壁を掃除する麻依(生駒里奈)たちだが、壁や看板には見覚えのない黒いシミ。それはどれだけ拭いても落ちない。

次回公演のために音源の確認をしていた演出助手の遠山雄一(須賀健太)は、音源から聞こえる不気味な声に悲鳴を上げる。麻依と再び確認したその声は、「ヤギヌマ」と言っているように聞こえる。

第2話「悲鳴がこだまする稽古場」予告動画

第3話 2022年8月21日(テレビ神奈川8月23日)

“ヤギヌマサキ”というアカウント名で投稿された動画「ワタシヲコロシタノハダレ」。これを知った座長の重森(橋本じゅん)は10年前の公演とは関係ないと否定しながらも顔はこわばらせる。

心霊現象は劇団の中に恨まれている人がいるから?その不安から座長の重森の提案で劇団員と共に、ご利益があるという京都の神社でお祓いをしてもらう。しかし、そこで麻依(生駒里奈)に怪奇現象が起こる。

第3話「ワタシを殺したのは誰・・・?」予告動画

第4話 2022年8月28日(テレビ神奈川8月30日)

お祓い中に、誰かに取り憑かれた麻依(生駒里奈)は踊りだし、気絶してしまう。

お祓い後も劇団に起こる怪奇現象は収まる様子はない。そんな中、麻依は演出家希望研究生の遠山(須賀健太)に10年前の姉に死について打ち明ける。

劇団の知名度と宣伝のためにこの心霊現象をテレビに取り上げてもらおうとした、座長の重森(橋本じゅん)。テレビ撮影でやってきたオカルトの世界で有名インフルエンサー・松原タニシ(松原タニシ)に心霊現象の正体を解明してもらおうとする。しかし・・・。

第4話「起死回生!?オカルト界の有名人」予告動画

第5話 2022年9月4日(テレビ神奈川9月6日)

第5話「私にしか聞こえない声」予告動画

第6話 2022年9月11日(テレビ神奈川9月13日)

第6話「止まない混乱と劇場の祟り」予告動画

第7話 2022年9月25日(テレビ神奈川9月27日)

第7話「幽霊と化した主演女優」予告動画

第8話 2022年10月2日(テレビ神奈川10月4日)

第8話「2人の姉の隠された絆」予告動画

第9話 2022年10月9日(テレビ神奈川10月11日)

第9話「鏡が知る真実」予告動画

最終話 2022年10月9日(テレビ神奈川10月11日)

最終話「「黒から白に。光に満ちた舞台へ」予告動画

感想・考察(ネタバレあり)

第1話の感想・考察

鈴木光司さんの代表作といえば『リング』『らせん』であり、その作品に出てくるのが「呪いのビデオテープ」。小説『リング』が出版された1991年から30年以上が経った今、ドラマ『OTHELLO』で再度VHSビデオテープが発端になる作品を作るとは。

連ドラ初主演である生駒里奈さんだけでなく、ホラーの巨匠・鈴木光司さんがVHSビデオテープを使い令和の時代にどのようなホラードラマを作るのかが個人的には楽しみでした。

そして期待の第1話。その感想は大きく分けて2つ、『若手俳優陣の初々しさ』と『現代テレビドラマのホラー作品演出とは?』。

感想の詳細

まず、若手俳優陣の初々しさを感じました。出演者の中には映画・ドラマなど数多くの作品に出演してる俳優もいますが、全体的に初々しさを感じる演技にホラー作品でありながらも心が和むような気持ちになりました。これは私の年齢もあるので仕方ありません。

もうひとつは、ホラー作品の演出について。最近テレビドラマでホラー作品を見ていないので比較はしにくいのですが、鈴木光司さんのおどろおどろしい雰囲気をあまり感じませんでした。

これは意図的な脚本・演出なのか?第1話だけではまだまだわかりません。もしかしたら第2話以降に不気味な怖さを演出があるかもしれません。楽しみにしています。

<追記・考察>

ドラマのタイトル『OSHELLO(オセロ)』ですが、これはウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇の一つ『オセロ』と関係があるのでは?と考えています。『オセロ』のテーマは「嫉妬」。つまりドラマの核となるのは「嫉妬」ではないかと思っています。

ちなみにボードゲーム「オセロ」は、シェイクスピア「オセロ」が由来となっています。それも関係があるのか?ドラマタイトルのロゴには白のライン描かれた黒の円が描かれています。

もうひとつだけ。ドラマ開始1分あたりのシーンで山口麻依(生駒里奈)のセリフ。

「そして私は影になってあなたに光を与えるでしょう。」

このセリフは今後の展開の重要な伏線になってそう、と勝手に考えています。

第2話の感想・考察

第2話を見て、想像していたドラマとは違うのかも?と感じました。またその予想していた展開もあり得るかも?と感じたことがありました。

感想の詳細

ドラマ『OTHELLO』はホラーの演出は決して怖さを全面に出したものにしていないと感じました。

私が過去に見た映画『リング』『らせん』はもっと不気味悪さがあったと記憶しています。しかし、テレビドラマだからなのか、または現代のテレビサイズの演出なのか?ポップさを感じる演出です。

公式サイトによると監督は井口昇さん、山内大輔さん、岡元太さんの3名。第1・2話は井口昇さんが監督だったので第3話以降は監督が代わり演出も変わってくるのか楽しみです。

もうひとつは、シェイクスピア『オセロ』について語るシーンがありました。

山口麻依(生駒里奈)に演出家志望の遠山雄一(須賀健太)が演出について語る場面。ドラマのタイトル『OTHELLO』はやっぱりシェイクスピア『オセロ』から来ている可能性がありますね。シェイクスピア『オセロ』を知っている人は今後の展開が予測できるかもしれません。

シェイクスピア『オセロ』内容のように、もしかしたら過去所属していた劇団員「ヤギヌマサキ(木内舞留)」は誰かの嫉妬により騙された?それが原因で亡くなった?また、山口麻依(生駒里奈)の姉・山口真理子との関係は?

今後の展開が楽しみですね。

第3話の感想・考察

第3話は、10年前の公演で起きたことについて明らかにはなっていませんが、匂わせるシーンが散りばめられていた印象。そのシーンについての感想・考察しました。

感想の詳細
◎10年前の出来事を知ってる人物

10年前の出来事を知っているだろう人物は、劇団ENGINEの主宰者・重森(橋本じゅん)、幹部女優・羽鳥(小曽根叶乃)、テレビ局プロデューサーの斉藤(森脇健児)、浅田エリカ(織田梨沙)。その出来事に関わっていそうな主宰者・重森と幹部女優・羽鳥。

また、山口麻依(生駒里奈)がお祓い先の神社で目にした藁人形に抵抗を見せたのも、事情を知らないものの10年前の出来事に関係していると考えます。

◎京都の神社にお願いした理由は?

主宰者・重森(橋本じゅん)の提案で山口麻依(生駒里奈)たちはお祓いをするために京都の神社へ。

稽古場の近くにも神社があるにも関わらず遠くの神社を選んだ理由。わたしの予想では、10年前にもお世話になっていたのではないでしょうか?

◎<追記>麻依とエリカのダンス

見返してみて気づいたのですが、山口麻依(生駒里奈)がとり憑かれて?踊ったダンスは、浅田エリカ(織田梨沙)が出演オーディションで踊っていたものと同じでは?これも幽霊?の正体のヒントかも?

◎衣装の狙いは?

第1話から気になっていた劇団ENGINEの主宰者・重森(橋本じゅん)のセーター。そして第3話のテレビ局プロデューサー斉藤(森脇健児)の肩にかけたセーター。

昭和の匂いがする着こなし、今の時代にもいるのでしょうか?コメディとしてもちょっと違和感。(森脇健児さんの胡散臭い演技がその違和感を成立させてたかもしれないけど)

◎仲間だけどライバルでもあること

第3話では、各登場人物の役を奪われることへの不安、役を奪われたことへの嫉妬を吐露するシーンがあります。これまで描かれた劇団の仲間が”表”とするなら、不安・嫉妬は”裏”とでも言うのでしょうか?表と裏、不安・嫉妬というのはこのドラマの軸になっているのでしょう。

その点から見ると、竹村ひとみ(村瀬紗英)と有坂徹(窪塚愛瑠)二人のシーンが印象的。

竹村ひとみは公演後に退団することを明かすが、有坂徹が頑なに引き止めようとする。嫉妬や不安ではなく一緒にやっていた仲間として。このシーンを見ると、窪塚愛瑠さんが有坂徹役になった理由が理解できたような気がします。

<追記>公式サイトを見ると、有坂徹(窪塚愛瑠)は竹村ひとみ(村瀬紗英)へ恋愛感情がある設定でした。

参考:キャスト|ドラマ+『OTHELLO』(オセロ)|朝日放送テレビ

第4話の感想・考察

ネタバレも含むので気をつけてください。

感想の詳細
◎ちょっと緊張感が・・・。

麻依(生駒里奈)が両親に演劇をやっていたこと、姉と同じ劇団に所属していることなどを告白するシーンがあります。

麻依の姉・真理子が亡くなった理由を考えると、このシーンはもっと緊張感があっても良かったのでは、物足りなさを感じてしまいました。(生意気な意見ですみません)

◎霊能者・太田無軌道の登場の意味は?

原作者である鈴木光司さんが霊能者・太田無軌道役で出演しています。ちょっとコメディタッチのシーンで。『リング』『らせん』などホラー作品の原作者のイメージとは異なる、笑い大好きな雰囲気を出していました。笑

鈴木光司さんは過去に自身が原作・脚本のFODオリジナルの配信ドラマ『あの子が生まれる…』にも出演しているようです。が、『OTHELLO』については、なぜ登場したのか現段階でよくわかりません。今後の登場を楽しみにしたいと思います。

◎劇団の看板の黒いシミが!?

稽古場に飾ってある劇団の看板。怪奇現象が起きてから黒のシミが現れ、そのシミはさらに大きくなり・・・。

なんですが、4話ではその看板の黒いシミの大きさがシーンによって異なります。

TVerでは1分55秒のシーンでは、看板の文字「劇団ENGINE」のまわりが黒いシミで覆われています。これが通常。その他、17分20秒あたりからのシーンでは、看板の黒いシミが少しだけ。稽古場に釘のささった藁人形が発見される緊迫したシーンですが、看板の違和感が気になってしまいました。笑

このような撮影シーンのつなぎのミスを発見できると得した気分になります。よかったら注意して見てみてください。

第5話の感想・考察

第5話はコメディシーンが多く、また謎のシーンもいくつかあった回でした。ネタバレも含むので注意ください。

感想の詳細
◎松原タニシが黒くなった理由

劇団ENGINEの稽古場に泊まり込みしていた松原タニシさんが幽霊を目撃した後に黒くなって発見されています。が、黒くなった理由については触れられていません。第2話で稽古場で幽霊を見た後に劇団の看板が黒いシミに覆われた現象と同じ?ではなぜ黒くなるのか?

◎謎の声は10年前にいた柳沼沙紀?

山口麻依(生駒里奈)だけに聞こえる謎の声。声の主はおそらく柳沼沙紀(木内舞留)と思われます。

以前の公演で麻依と同じ役を演じてた人も合図が聞こえなくなり(突発性難聴)降板したことが、演出家志望の遠山雄一(須藤健太)が調べたことでわかっています。過去の公演で降板した柳沼沙紀(木内舞留)の怨念?が声として山口麻依に届いてるのではないでしょうか?

◎鐘尾磨久須は本物?詐欺師?

劇団主宰者・重森孝久(橋本じゅん)によってやってきた霊能者・鐘尾磨久須(市川九團次)。胡散臭さがすごい。名前も言動も。

でも、劇団事務所の神棚にあった謎の黒い石に気づき白の水晶に交換。、その結果、拭いても取れなかった劇団の看板の黒いシミが除去。除霊はできる本物の霊能者ってこと?キャラの渋滞でよくわからなかった。

◎カーンカーンという音は藁人形に釘を・・・

山口麻依(生駒里奈)にしか聞こえない「カーンカーン」という音。私の予想では、藁人形に釘を打つ音では?そして釘を打ちつけているのは、浅田エリカ(織田梨沙)では?。(最後のシーンでは幽霊が窓を叩く音としても表現されていますが。)

ラストシーンで山口麻依の代役に決まった浅田エリカは、代役のセリフはすでに入ってると言います。山口麻依が降板し代役をつとめることまで計算通りだったのでしょう。

◎気になる最後のセリフ

第5話のラストシーンでの幽霊?のセリフ。「天国のお母さんにもらった力、それはあなたの夢を実現させるため。」がどういう意味なのか?今後の展開が気になるセリフでした。

◎浅田エリカと柳沼沙紀の関係

浅田エリカの正体。柳沼沙紀の妹では?そして以下はそれを踏まえてわたしの勝手な予想です↓

10年前の公演『DICE(ダイス)』で柳沼沙紀(木内舞留)が演じるはずだった役は、自身の病気(突発性難聴)が原因で代役は山口麻依(生駒里奈)の姉・真理子になった。柳沼沙紀は役を奪われたショックが理由で亡くなった。

浅田エリカ(織田梨沙)は『DICE(ダイス)』再演と山口麻依がかつて柳沼沙紀が演じるはずだった役を演じる事を知り、追加オーディションに応募する。柳沼沙紀の復讐のために。(浅田エリカは偽名で、本当は柳沼沙紀の妹?)

浅田エリカ(織田梨沙)による藁人形の呪いで山口麻依(生駒里奈)は、柳沼沙紀(木内舞留)と同じ病気で役を降ろされた。

第6話の感想・考察

東京での公演が間近までやってきた麻依(生駒里奈)たち。劇場入りした劇団にいろいろ起こります。が疑問点もいくつか。

感想の詳細
◎怪奇現象や幽霊らしき姿が現れるが

麻依(生駒里奈)は劇場入りしてから何度か幽霊らしき姿が現れます。が本当に幽霊でしょうか?なんか人間ぽく見えたのはわたしだけ?

遠山雄一(須藤健太)の言う「これまでの怪奇現象とは関係ない」と関係ないというセリフもありますし。鐘尾磨久須(市川九團次)から購入した御札から黒い液体が流れてきたけどその中身はどうなってるのか不明ですし。

◎有坂徹のケガの原因は?

劇場入りしてから不可解な出来事が他手続きに起こります。その中のひとつが有坂徹(窪塚愛流)の足のケガ。出演者が本番直前のケガをしてしまい劇団関係者は呪いではないか疑います。

が、有坂徹のケガは本人の不注意ではないでしょうか?お調子者キャラですから。

ちなみに、公式のあらすじでは『照明が落下して直撃』と説明していますが、ドラマ内で有坂徹は「ひねったみたい」「捻挫と言うとったけど」というセリフがあります。足には湿布1枚貼ってるだけ。直撃していませんよね?

第7話の感想・考察

第7話はこれまでの「点」だったものが「線」となる、そんなシーンが多くありました。

感想の詳細
◎山口真理子と柳沼沙紀の関係は?

山口麻依(生駒里奈)が体験している心霊現象は、過去に柳沼沙紀(木内舞留)が演じることができなかったこと、麻依の姉・真理子が演じることなったことへの恨みでは?と思われました。しかし、柳沼沙紀の元婚約者・真田(伊藤祐輝)の印象では柳沼沙紀と山口真理子との関係は悪くなかった、と。

では、麻依の心霊現象は何なのか?これは最後にわかるのかもしれません。

◎柳沼沙紀と主宰・重森の緊張感

回想シーンの中でも、柳沼沙紀(木内舞留)と主宰・重森(橋本じゅん)とのシーンがとても印象的。重森に何度も厳しい指摘をされ涙ぐみながらも一生懸命にセリフを繰り返す柳沼沙紀。演じる木内舞留さんの涙ぐむ姿はとてもリアルでした。橋本じゅんさんの迫真の演技に影響されたのでしょうか?

◎重森の演出が怖い

劇団☆新感線所属の橋本じゅんさん。だからでしょうか、稽古シーンの雰囲気は、私の過去の記憶が蘇ります。特に第7話の柳沼沙紀(木内舞留)に厳しい演出をする姿。厳しい演出家を思い出し、気持ちが落ち込んでしまいます。笑

第8話の感想・考察

8話は大きな展開があったわけではありませんが、これまでの謎が少しずつ明らかになりつつあります。その中で感じたことや考察をまとめました。

感想の詳細
◎山口真理子と柳沼沙紀の関係は?

この2人の関係は7話に続きハッキリしないままでした。これはやっぱり最終話まで明かされることはないのでしょう。

◎主宰・重森の人間味

主宰・重森孝久(橋本じゅん)の弱さが見えた回。主宰や演出家のその立場での葛藤があることが描かれていました。やっと人間らしく感じました。

◎ビデオカメラに残された本番前の様子

ビデオカメラに残された初演時の稽古場の様子。どこかリアリティを感じて昔の記憶が蘇りました。個人的には印象的なシーンでした。

◎本当に柳沼沙紀の呪いなのか?

柳沼沙紀(木内舞留)の妹・浅田エリカ(織田梨沙)は、怪奇現象の原因は姉の呪いと信じている?のですがこの話の流れでは「呪い」ではないのかもしれません。何か訴えたいものがあるのか?この謎も9話・10話(最終話)に明かされるのでしょう。

第9話の感想・考察

放送終了後に更新します。

最終話の感想・考察

放送終了後に更新します。

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この記事を書いた人

元演劇の人で、演劇が好きだった人。

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