映画『リング０バースデイ』キャスト・感想ネタバレあり仲間由紀恵主演

2022年9月17日2022年11月26日

2000年公開の映画『リング０バースデイ』。主演・仲間由紀恵。

この記事では映画『リング０バースデイ』。のキャストや見た感想を紹介します。ネタバレ部分もあるので注意してください。

キャスト

『リング０』はホラー映画ではない。貞子の悲しさ・切なさ・絶望、登場人物の恨み・憎しみなどが詰まった、ただただ悲劇の映画。リングシリーズの中でも好きな作品だけど、誰にでもおすすめできるわけではない。映画を見終わったとき、悲しみしか残らないことに耐えられる人に見てもらいたい。

『リング０』は悲劇しかないと前述で書きましたが、いくつか謎があります。そのひとつは貞子が２人いたこと。貞子ははじめは一人だったがふたりに別れた？どういうことでしょう。

伊熊平八郎の説明とともに「結合双生児」のような姿が描かれた本が映るシーンがあります。ただ一般的に言われているものではないようで、ラストにふたりが出会い、また一人に人間に。これはつまりドラゴンボールで言う、魔人ブウみたいなもの。悪の貞子と善の貞子に別れたということ？

設定もここまでくると「ん？どういうこと？」となり世界観から気持ちが離れてしまいそうになるのです。原作ではどのような設定だったのでしょうか？

もうひとつ謎だったのは、貞子（仲間由紀恵）に再生能力があること。遠山博（田辺誠一）の額の傷に触れたことで傷口がふさがったり、足が不自由な老人に触れたら歩けるようになったり。貞子自身はボコボコに殴られて息絶えたかと思いきや復活するし。

いつからそんな能力があったのでしょうか？そもそもなぜそんな能力を持っているのか？「千里眼」や「透視能力」を持つ母親・志津子（雅子）の子供だから？

『リング０バースデイ』の仲間由紀恵さんの演技がとても印象的な作品。

公開した2000年当時、20〜21歳だった仲間由紀恵さん。2000年には仲間由紀恵さん代表作のひとつとなるテレビドラマ『TRICK（トリック）』が始まります。TRICKでの仲間由紀恵さんもとても魅力的なのですが、『リング０』の悲劇を演じる姿もとても素敵。

印象的なシーンがいろいろあるのですが、強いてひとつ上げるならば。（ネタバレになってしまいます）最後のシーンでの絶望の叫びは胸が苦しくなってしまいます。２０年近く前に見たときも、２０２２年に見た今も。

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元演劇の人で、演劇が好きだった人。