映画『リング』あらすじ・キャスト・感想はおもしろい？面白くない？実は怖くない？

2022年9月11日

1998年公開の映画『リング』。出演は松嶋菜々子・真田広之・中谷美紀・竹内結子など。監督はホラー映画の巨匠・中田秀夫監督。

この記事では映画『リング』のあらすじ・出演俳優・女優や観た感想をご紹介。公開から20年以上経った今も楽しめるジャパニーズホラー作品だと思います。

キャスト

巷で起こる謎の突然死。その原因は呪いのビデオテープではないかと世の中に流れる。

「呪いのビデオテープを見ると1週間後に命を落とす」。その噂を知ったテレビ局のディレクター浅川玲子（松嶋菜々子）は、身内の不審死をきっかけでその噂の謎を追う。そしてビデオテープを見てしまう。

相談した元夫・高山竜司（真田広之）は本物なのか確認するためにビデオテープを見てしまう。

彼女らは１週間後に命を落とす恐怖と戦いながら、生きるために謎解きに挑む。

20年以上前に観た「リング」。
当時は理解力は今ほどないこともあり、ストーリーをほとんど覚えていない。貞子の有名なシーンとラストシーンをおぼろげに記憶している程度。

そして、20数年振りに観た感想は「色褪せない」「怖いだけじゃないホラー映画」

詳しくは以下で紹介します。ネタバレも含みますので注意ください。

感想の詳細（ネタバレあり）

冒頭、高校生の大石智子（竹内結子）は友人・雅美（佐藤仁美）に、噂の呪いのビデオテープを見たと打ち明けるシーン。不安・安堵・恐怖が短い時間（7分程度）が凝縮。緩急を使った展開に心を掴まれた。

おもしろい作品は冒頭の数分間で視聴者（観客）を楽しませてくれる。映画『リング』がヒットした理由のひとつかもしれない。

映画『リング』では呪われたビデオを見るシーンが何度かある。そのシーンはどれも緊張感があり20年以上前の作品でも楽しめた。VHSならではの映像の粗さやその内容の不気味さも、日本特有のおどろおどろしい演出で良い。

ホラー映画でありながら人間ドラマもしっかり描かれている。だから呪いのビデオが怖い！っていうことだけでなく、登場人物の関係性や心理描写なども楽しめる映画だと思う。

その中でも、浅川玲子（松嶋菜々子）や高山竜司（真田広之）それぞれの子に対する思い、貞子とその両親の関係をリンクして見ると、怖くないホラー映画とも言える作品かもしれない。

映画『リング』は1998年公開作品。当時の松嶋菜々子さんや真田広之さんの色気に驚いた。

松嶋菜々子さんは公開当時24〜25歳。真田広之さんは37〜38歳くらい。お二人とも年齢以上の色気を感じます。また、竹内結子さんは17〜18歳でとても初々しい演技も今では貴重なシーンでしょう。

中谷美紀さん、佐藤仁美さん、松重豊さんなども出演しているのも見どころのひとつかも。

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元演劇の人で、演劇が好きだった人。